iPhone 12の機種で、楽天モバイル5Gを使えるようにする設定方法を紹介します。
この記事では手順だけの紹介なので、詳しい方法は後述する2つのサイトを参考にしてください。
使用した端末は「iPhone 12 Pro」と「Windows 10のノートパソコン」。
※設定は自己責任でお願いします♪
iPhone 12で楽天モバイル5Gを使う方法
iPhone 12シリーズの機種は5Gに対応していますが、楽天モバイルのSIMを入れても「4G LTE」「3G」「2G」しか使えないように制限がかかっています。
今回説明する設定方法が成功すると、iPhone上に「5Gオン」「5Gオート」「4G」の項目が出現し、楽天モバイル5Gが使用できるようになります。
設定方法の参考サイト
楽天モバイル5GをiPhone 12でも使えるようにする設定方法は、以下の2つのサイトが参考になります。
楽天モバイルのプロファイルの作成は以下のサイトを使用
iPhoneで楽天モバイル5Gを使うやり方・設定
iPhone 12で楽天モバイル5Gを使う方法をまとめると、以下のような手順となります。
まずはiPhoneに入れるipccファイルの準備。私はMacではなく、Windowsのパソコンを使用して設定をしました。
- 2つの展開&解凍ソフトをパソコンにダウンロード&インストール
- 新規フォルダを作成 Payload > unknown.bundle
- 使用しているiPhoneのipswファイルをダウンロード ※Googleで検索して見つける。ファイルサイズはiPhone 12 Proなら約5GB
- 1でインストールした2つのソフトを使用し、ipswを解凍+dmgファイルの展開
- n77に対応しているキャリアバンドル(softbank)のファイルを全てコピーし、unknown.bundleファイルにペースト
- Payloadフォルダを圧縮し、拡張子をipccに変更
次に用意したipccファイルを、iPhoneとパソコンを使用し、ipccファイルをiPhone 12に適用します。
- iPhone 12に既存のプロファイルがあれば削除しておく。「設定」アプリ→「一般」→「プロファイル」※プロファイルの項目がなければ、削除する必要なし。
- iPhone 12に楽天モバイルのプロファイルをダウンロード&インストール ※ASEINetで「rakuten.jp」のプロファイルを作成
- iTunesを最新バージョンにアップデートする
- コマンドプロンプトで設定ファイルを扱えるようにコマンドを入力 ※「iTunes.exe」の場所はパソコンによって異なる場合があるので注意!
- iPhoneを探すをオフ
- iTunesを使って、iPhoneにipccファイルを入れる
- iPhoneを再起動し、5Gが使えるようになっているか確認する。「設定」→「モバイル通信」→「通信のオプション」→「音声通話とデータ」→「5G」
最後に、忘れずに「iPhoneを探す」をオンにしておいてください。
【補足】コマンドプロンプトで入力する際のiTunes.exeの場所
コマンド入力する際の「iTunes.exe」の場所は以下の通り。※私のWindows 10のパソコンの場合。
"C¥Users¥自分のユーザー名¥AppData¥Local¥Microsoft¥WindowsApps¥iTunes.exe"
「自分のユーザー名」はパソコン設定時の名前に置き換えてコマンドを入力してください。
5Gエリアは範囲が狭い
上記設定が終わったら、iPhone 12を持って、楽天モバイルの5GエリアへGO!
今回は埼玉県の「さいたま市中央区新都心付近」へ行きました。奥に見えるのがさいたまスーパーアリーナです。
楽天モバイルの5Gエリアは全国でも少ししかないので、楽天モバイルのサイトで事前に確認しておきましょう。
また、楽天モバイルのマイページで、「4Gプラン」から「4G+5Gプラン」に移行しておくことも忘れずに!移行は無料でできます。手動もしくは自動で移行。
iPhone 12で楽天モバイル5G まとめ
最初はMacを使用して設定をしようと思いましたが、Windowsの方がやりやすそうだったので、Windowsのパソコンを使用してipccファイルを適用しました。
適用方法は少し複雑ですが、手順通りやればできると思います。
楽天モバイル5Gの気になるスピードテストの結果は、以下の記事をご覧ください。