2025年に登場した第11世代のiPad A16は、性能面で進化を遂げたスタンダードモデルです。
本記事では、実際に購入したiPad A16の外観や同梱物、初期ストレージの使用状況などを、写真とともに丁寧にご紹介します。
開封直後の様子を知りたい方や購入を検討中の方にとって、参考になる情報をお届けします。
iPad A16 11世代の購入レビュー
今回、iPadの第11世代 シルバーを購入したのは、通販サイトの「Amazon.co.jp」です。
一番安い128GBの容量のものを買ったので、値段は税込み58,800円でした。
ちなみに、前機種であるiPad(第10世代・2022年モデル)も販売しており、一番安い64GBだと税込み49,800円で購入できます。
- iPad A16(第11世代・2025年3月12日発売):11インチ・128GB〜
- iPad A14(第10世代・2022年10月26日発売):10.9インチ・64GB〜
どちらもiPadにもUSB-Cの接続端子があり、ロック解除はTouch ID(指紋認証)が利用できます。
iPad A16の開封
2025年モデルのiPad A16(第11世代)でまず目を引くのは、カラフルでポップなデザインの化粧箱です。
ホワイトを基調に、前面にはiPad本体のディスプレイを模したビジュアルが配置されており、そこにはシルバー・イエロー・ピンク・ブルーの鮮やかな楕円形が重なり合うグラフィックが描かれています。
今回はシルバーの本体を選んだため、箱にはシルバーの楕円形が一番大きく描かれます。
箱の裏面には、製品に関する基本情報とシリアルナンバーなどが記載されています。今回購入したモデル名は「iPad A16 (第11世代) Wi-Fi」で、容量は128GB。
矢印のラベルが両サイドにあり、箱の開封方法が視覚的に示されています。パッケージの開封は従来通り、背面のペリペリと呼ばれるシールを剥がすことでスムーズに行えます。
箱を開けると、まず現れるのはディスプレイ側を上にして梱包されたiPad本体です。
デバイスは薄い保護シートに丁寧に包まれており、高級感とともにしっかりとした保護がなされている印象を受けます。
iPad A16の付属品一覧
本体を持ち上げると、その下には「Designed by Apple in California」と印字されたおなじみの白い紙製ケースが配置されており、中には取扱説明書や保証に関する書類が収められています。
書類の中身を確認すると、片面には「iPad」とだけ印字されたシンプルなガイドと、製品の使用上の注意事項や仕様に関する詳細が日本語で記載されています。
なお、Apple製品に常に付いていたアップルマークのシール(ステッカー)は、iPhone 16より付属品から外れています。
USB-C to USB-Cの充電ケーブルは、従来のビニール被膜とは異なり、このモデルでは編み込みタイプのケーブルが採用されており、しっかりとした質感が手に伝わります。
絡みにくく耐久性も高そうな印象で、日常的な使用でも安心感があります。
続いて登場するのはUSB-C対応の電源アダプタです。コネクタ部は一つのUSB-Cポートが搭載されたシンプルなデザインで、Appleらしい無駄のない美しさが際立っています。
アダプタの反対側を見ると、「20W」と記載されており、iPadの急速充電にも対応していることがわかります。サイズはコンパクトで取り回しがよく、旅行や外出時にも持ち運びやすい形状です。
側面から見た様子では、電源アダプタは角が丸く処理されており、全体的に丸みを帯びたデザインが特徴的です。この形状は他のApple製品とも統一感があり、手に持ったときのフィット感も良好です。
iPad A16(第11世代・2025年モデル)の全ての付属品を確認すると以下のようになります。
- iPad A16 本体
- 書類一式
- USB-Cケーブル
- 20Wの電源アダプタ
iPadにはiPhoneとは違い、電源アダプタが初めから付属しています。
iPad A16のデザインとスペック
iPad A16(第11世代)のシルバーモデルは、洗練された金属の質感が際立つミニマルなデザインに仕上がっています。
背面には鏡面仕上げのAppleロゴが中央に配置されており、その上部には単眼のリアカメラとマイクが搭載されています。
カメラ部分は若干の出っ張りがあり、金属ボディとの一体感を保ちながらも、撮影機能の強化を感じさせます。
本体を斜めから見た際には、アルミの滑らかな曲線が印象的で、手に取ったときのフィット感がありますが、軽さはそれほどでもなく、ずっしりと重い印象を受けました。
底面にはステレオスピーカー用と思われる通気孔が左右に配置されており、その中央にはUSB-Cポートが備わっています。端子周りの処理は非常に精緻で、Apple製品らしい無駄のない設計が施されています。
側面にはやや凹凸のある丸い3点端子があり、これはキーボードなどとの物理接続をサポートするものと見られます。本体の薄さも際立っており、非常にスリムな仕上がりです。
液晶画面正面から見て右側の側面には、音量調整用のボタンが2つ配置されており、フラットなデザインの中にも指で押しやすい感触を意識した設計になっています。
ボタンの横にはカメラの突起も確認でき、レンズは黒く縁取られています。
本体上部には電源ボタン(Touch ID 指紋認証)が設置されており、その周囲にもスピーカー用の孔が左右対称に配置されています。
iPad A16の11インチの液晶ディスプレイ
iPad A16を起動すると、まず目に入るのは広々としたディスプレイです。ディスプレイはベゼルが細く、画面占有率が高いため、没入感のある表示が可能です。
ただし、上位機種のiPad AirやiPad Proと比較すると、ややベゼルは太く感じるかもしれません。
続いて指紋認証の設定に進むと、Touch IDの登録画面が表示されます。画面には「指を置いてください」と案内が表示され、トップボタンに指を置くことで指紋の登録ができます。Touch IDは本体上部のボタンに内蔵。
すべての初期設定を終えると、ホーム画面(初期登録アプリ)が表示されます。
iPadを横向きで持った場合、画面左上には日付と時刻、カレンダー、メモ、検索ウィジェットが並び、右側には天気情報が表示されています。
中央には「FaceTime」「ファイル」「リマインダー」「マップ」「ホーム」「カメラ」などの基本アプリが整然と配置されており、下部には「App Store」「ブック」「ポッドキャスト」「TV」「設定」などが並んでいます。
Dockには「メッセージ」「Safari」「ミュージック」「メール」「写真」などの主要アプリが初期状態でセットされています。
本体の正面を見ると、ディスプレイ上部中央にフロントカメラが内蔵されていることが確認できます。
カメラは横向き(ランドスケープ)で使用する際の中央に位置しており、ビデオ通話やオンライン会議などで視線が自然に合いやすい設計となっています。
この配置は、従来の縦向き上部に配置されたモデルとは異なり、実用性の面で大きな進化を感じさせます。
カメラの存在は本体のベゼル内にさりげなく組み込まれており、見た目にも違和感のない仕上がりとなっています。
iPad 128GBの空き容量(使用済み容量)
iPad A16の設定メニューから確認できるストレージ画面では、128GBモデルのうち、使用済み容量は16.71GBであることが分かります。
つまり、初期状態で実際に使用可能な空き容量はおよそ111.29GBとなっており、その大部分がユーザーの保存領域として利用可能です。
内訳としては、GarageBandやiMovie、KeynoteなどのApple純正アプリが比較的大きな容量を占めている一方で、システムデータやiPadOS本体も一定の容量を使用しています。
特にGarageBandは1.71GBと最も使用容量が多いため、音楽制作をしない方は削除しても良いかもしれません。
新旧iPadのサイズ比較
こちらの写真は、新旧2台のiPadを並べて比較したものです。
左側が最新モデルのiPad A16(第11世代・11インチ)で、右側が旧モデルのiPad(ホームボタン搭載型・2018年8月購入の第6世代・9.7インチ)です。
画面サイズに関しては、新型の方が上下のベゼルが大幅にスリム化されており、本体サイズがそれほど変わらないにもかかわらず、表示領域が広くなっていることが分かります。
旧モデルではホームボタンのスペースが必要だったのに対し、新型では全面ディスプレイとなっており、よりモダンな印象を与えます。
個人的な感想を言うと、デザインは最新モデルのiPad A16(第11世代)方が良いですが、薄さや軽さ、Touch IDでのスリープ解除などはホームボタン搭載型の旧iPadの方が優れていると感じました。
また、この旧iPadは2018年8月に購入したものですが、まだまだバッテリー状態も良く、コスパの面では非常にお買い得な商品でした。
iPad 第11世代のレビュー まとめ
iPad A16(第11世代)は、シンプルかつ洗練されたデザインと、初めてのユーザーでも扱いやすい構成が魅力のエントリーモデルです。
付属品にはUSB-Cケーブルと20Wアダプタが標準で付いており、他に用意しなくてもすぐにセットアップが可能です。
学習、仕事、エンタメなど幅広いシーンで活躍できる万能型の一台として、これからiPadを使い始めたい方にも、自信を持っておすすめできるモデルです。