2025年モデルのiPad A16(第11世代)を手に入れたら、まず必要になるのが信頼できる保護ケース。
今回は、Apple純正「Smart Folio」と似た仕様を持つESR製のマグネット吸着式ケースを実際に購入して使ってみました。
見た目・機能・使い心地・メリット・デメリットを徹底レビューします。
ESR iPad 11世代 ケースの購入レビュー
今回購入したiPadケースの商品名と値段は以下の通りです。
- ESR iPad 11世代 ケース A16 (11インチ、2025モデル)
- 税込み価格:1,954円(Amazon.co.jpで購入)
- 色はネイビー(ブラック・グリーン)
ちなみに、Apple純正品の「Apple iPad(A16)用 Smart Folio」の値段は、税込み13,800円(定価)です。
ESR iPad 11世代 ケース A16|Amazon.co.jp
Apple iPad(A16)用 Smart Folio|Amazon.co.jp
iPadケースの開封
「ESR iPad 11世代 ケース A16 (11インチ、2025モデル)」は、クッション性のある白い緩衝材入り封筒で届きます。
封筒を開けると、中からは白を基調としたスタイリッシュな化粧箱が現れます。
箱の表面には「PROTECTIVE TABLET CASE」と大きく記載されており、商品がタブレット専用の保護ケースであることが一目で分かるデザインです。
化粧箱を開けると、ケース本体は半透明の保護袋に包まれた状態で丁寧に収納されています。この保護袋は柔らかい素材でできており、ケースの表面に傷がつかないよう配慮されてます。
箱から取り出した「ESR iPad 11世代 ケース」は、落ち着いたブルーのカラーが印象的で、見た目にも非常に洗練された印象を与えます。フロントカバーは三つ折り構造になっており、Apple純正の「Smart Folio」と同様に、折りたたむことでスタンドとして機能する設計が採用されています。
手に取った際の質感はマットで、指紋がつきにくい仕上がりになっており、日常使いに適した実用性も備えています。
背面を見ると、シンプルなワンカラーのデザインが採用されており、中央にはロゴなどの装飾は一切なく、ミニマルな美しさが際立っています。
カメラ部分にはしっかりとした開口部が設けられており、その内側には衝撃吸収用の緩衝材がセットされた状態で届きます。
ケースを開いた内側も外側と同様のブルーカラーで統一されており、左側には「ESR | TECH MADE EASIER」というスローガンがプリントされています。
カバーの内側には若干の起毛感があり、iPadの画面に直接触れる部分にやさしい素材が使用されています。
強力なマグネットで簡単装着
ケースの使用感についてまず目を引くのは、iPad本体をケースに装着する過程のスムーズさです。
ESR iPad 11世代 ケースは、Apple純正のSmart Folioと同様に、強力なマグネット吸着により、iPadを近づけるだけで自動的に位置が合い、確実に固定されます。iPadをケースの上に置いた瞬間、しっかりと吸着される様子が見て取れ、装着に手間がかからない点が大きな魅力です。
実際にiPadを装着した状態で画面を見ると、ケースと本体のフィット感は非常に高く、ズレや隙間がほとんど見られません。画面の縁も美しく保たれており、ディスプレイの操作を妨げることなく使用することができます。
ESR iPad 11世代 ケースは、強力なマグネット吸着による高い固定力が特徴です。
写真では、ケースのカバー部分を上にしてiPad本体を逆さに持ち上げた状態にもかかわらず、iPadが落下することなくしっかりと装着されている様子が確認できます。
カバーは自然に開かれている状態ですが、本体は動くことなく安定した状態を保っており、マグネットの吸着力の強さが視覚的に伝わります。
この構造は、Apple純正のSmart Folioと同様のマグネット固定方式を採用しながらも、より安心感のある密着性を実現しています。特に持ち運び時やカバーの開閉が頻繁に行われる環境において、iPad本体がケースから外れる心配がない点は大きなメリットです。
ケースを付けても薄い
ケースを装着してもiPadのスピーカーや充電ポートは完全に露出しており、ケーブルの抜き差しもスムーズに行えます。
端末の側面から見たときにも、全体の厚みが非常に抑えられており、ケースを装着しているとは思えないほどのスリムさが保たれています。
カバーと本体の接続部も浮きや隙間がなく、まるで一体成型されたかのような仕上がりです。また、ケースを閉じた状態では前後のカバーがiPadをしっかりと包み込み、持ち運び時にも安心感があります。
背面全体を確認すると、ケースとiPad本体がぴたりと密着しており、たわみや浮きも見られません。どの角度から見ても段差がなく、美しく仕上がっています。
また、ケース全体の厚みが抑えられているため、装着したままでもスリムさを保ちつつ、しっかりとした保護力が期待できます。
カメラ周りのデザインも精密に作られており、レンズ部分はしっかりとしたくり抜き加工が施されています。
カメラの縁にはわずかに高さが設けられており、レンズを保護する役割も果たしています。レンズとの隙間も最小限に抑えられており、まるで純正品のような一体感のあるフィット感が感じられます。
ケースの開閉で電源オンオフ(オートスリープ/ウェイク機能)
ESR iPad 11世代 ケースは、カバーの開閉によってiPad本体のスリープ解除が可能な設計となっています。
ケースのフロントカバーを左側からめくるように開いた瞬間に、iPadのロック画面が点灯してスリープが解除されます。
この動作は、Apple純正のSmart Folioにも採用されているオートスリープ/ウェイク機能と同様で、カバーを開けるだけでスムーズに画面が立ち上がる便利な仕様です。
折りたたむことでスタンドにもなる
ESR iPad 11世代 ケースは、カバーを三つ折りにすることでスタンドとして使用できる機能性を備えています。まず背面から見ると、スタンド状態で自立しており、カバーの一部を折り返すことで本体をしっかりと支えている様子が確認できます。スタンドは安定感があり、机の上に設置した際もグラつくことなく、動画視聴やビデオ通話などに適した使用が可能です。
横から見たシルエットでは、三角形に折りたたまれたカバーの構造がはっきりと分かり、iPad本体が適度な角度で立て掛けられていることが確認できます。
この角度は、画面を見るのにちょうど良い傾きとなっており、タイピングや読書といった作業にも向いています。スタンド部分には十分な剛性があり、使用中にカバーがずれる心配も少ない印象です。
スタンド形状が三角形を描きながらも内部がしっかりと空洞になっており、片手でiPadを持った状態でも指を通してホールドしやすい設計になっています。
この構造により、長時間の使用でも手が疲れにくく、特に移動中の利用やプレゼンテーション時などにも適しています。
ESR iPad 11世代 ケース(11インチ、2025モデル) まとめ
最後に全体の印象をまとめると、このケースは見た目の美しさだけでなく、触れたときの質感や持ちやすさといった感覚面でも非常に完成度が高く、Apple純正品に近いクオリティを感じさせる仕上がりとなっています。
一方でデメリットを上げると、3つの側面が剥き出しの状態となっているため、落下した時のことを考えると、全面保護のiPadケースを選んだ方が良い場合もあります。
- マグネットケース:薄い・軽い・デザイン良し・落下ダメージ弱い
- 全面保護ケース:厚い・重い・デザイン良し・落下ダメージ強い
iPadケースにはそれぞれメリットとデメリットがあるので、個人での使い方に合わせて選ぶのがオススメです。